チャレンジ曲

NO1 ポールサイモン 「ANJI」


この曲をはじめて聴いたのは私が中学生くらいの頃だと思います。ラジオから流れていたのを一度だけ耳にした記憶がありました。(20年以上前の話です。)当時私はいわゆるフォークギターでストローク程度は弾いていたと思いますが、アコギのインストなんて分野は聴いたことがありませんでしたし、私もまださほどギターに強い興味を持ってたわけではありません。
それがなぜ、未だに耳に残っていたかというと、当時私は長渕剛のファンで、当時ヒットしていた「順子」という曲のエンディングのギターによく似ていたから、ずっと記憶に残っていたのだと思われます。

この曲がたまたま購入したサイモン&ガーファンクルのアルバムに入っていて、是非弾いてみたいと思い、ギターを始めることになったのです。
コピーをするために、何回この曲を聴いたでしょうか。この曲にハマって、作曲者のことを知り、バートヤンシュのことを知り、やがてアコギフィンガースタイルギターにはまっていったのです。
ネットでも「ANJI」だけのサイトがあったり、して当時リアルタイムで聴かれていた方たちの思い入れは私とは比べ物にはならないでしょうが、私も「ANJI」の収録されたアルバムがあれば見つけ次第購入したり、DVDプレイヤーを購入するより先に「ANJI」一曲だけを練習するというDVDソフトを購入したりとかなり熱中してしまいました。

「ANJI」は名曲で、ギターを弾く一定年齢以上の方はほとんど知ってるくらい有名曲であるがゆえに、この曲を収録しているアーティストは非常に少ないように思います。私が知る限り、作者のデイビーグレアム以外にはポールサイモン、バートヤンシュ、石川鷹彦くらいでしょうか。教則ビデオでジョンレンボーンのバージョンもあるようですが。

私が練習しているのはそのうちポールサイモンのものですが、これはタブ譜が容易に手に入ることと、最初に聴いたのがポールサイモンのものだったからです。他の「ANJI」も、そのアーティストの個性が出ていて、完全に自分の音楽とされています。


さて、前置きが長くなりましたが、この曲は私にとって次の三点の難関がありました。
@ベース音とメロディが分離していて、リズム感がつかみづらい。
Aサムピックを使用し、ベース音はミュートしなければならない。
BBメロというんでしょうか、そこに一箇所何度聴いても、譜面を見ても分からないところがある。

まず、@についてはとにかくゆっくり、弾くことから始めました。最初の二小節ができるようになれば、あとはほとんど繰り返しなので、この二小節をひたすらゆっくりと練習することで、少しづつ弾けるようになりました。

Aについてはもう面倒なので、サムピックもミュートもなして行くことにしました。音楽的にはベース音がミュートされていなくてもおかしくないと思います。

B分からないものは分からないので、適当に弾いてます^^;)。

誰かに習っているわけではないし、完璧でなくてもいいのだと自分に言い聞かせ、暗譜までは完了。

ここまで、たった一曲2分強をコピーするまで一ヶ月くらいかかったのではないでしょうか。
結局、弾けるようになったかというと、この曲にはまりすぎたため、暗譜ができた頃には少々疲れてしまって・・・・・^^;)。

今はあまり練習もしなくなったのですが、それでも当初かなり練習したので、結構指が覚えてくれていて、久しぶりに弾いても忘れてませんね。

この曲はこれでいいのです。ギターを始めて始めての曲であり、思い入れ深い大切な曲です。

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