NO52 ボブ・エヴァンス Bob Evance
CD | The Voice in the Grain |
IMPRESSION | カナダ出身で全米フィンガーピッキングコンテスト優勝経験者でもある。ちなみにその時の2位は日本屈指のギタリスト岸部 眞明である。このコンテストで優勝して以来、プロフェショナルギタリストとして活動し始めたという。 というくらいしか私は情報を持っていない。英語が分かればもっと情報は取得できるのだろうが。 もっとも言葉による情報より実際に聴いてみれば、伝わることは多いものだが。というか変に予備知識などない方が素直に聴ける。 演奏の方はブルースを独自の味付けをする爪を伸ばさない肉弾きスタイル。爪を伸ばしていないのに、とても安定した強いピッキングで細かいプレイにも対応できる。 そして何と言っても肉弾きのメリットであるアッタックの強さを活かしたグルーブ。様々なオープンチューニングを使い、どんな曲でも地を這うようなベース音の上にメロディーが載っている感じで、ダイナミックさを生みだしている。 演奏だけでなく、作曲のセンスも素晴らしいことは上記CDを聴いてもらえば分かっていただけるはず。 自作と編曲が同数ずつだが、実にバランスの取れた快作だ。 特に一曲目の自作曲「The Slipperry Slop」、とラストのアレンジ曲「Theme From Peter Gunn」がフェイヴァリット。作曲、編曲、演奏とも素晴らしいの一言。 それにしてもこの手の作品に外れは少ない。 いつでもTPOを選べず聴ける安心感が嬉しい。 (06.08.20) |
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