NO4 アール・クルー「DANCE with ME」

原曲を聴いてみると結構簡単そうでしたので、ちょっと背伸びしてオーリアンズの名曲をコピーしてみました。エレキでのコピー経験はあったので、無邪気にコピー開始。
いやー、コピーを何度やめようと思ったかしれません。特に押さえ方や運指が難しい箇所はなく、やたら速いと言うわけでもないのに、リズムや右手の強弱のつけ方が上手にこなせないと音楽にならないのです。
さすがにアールクルーは聴けば聴くほどうまいです。

最初から最後まで全体を通して易しい箇所がないというのも辛いところです。ただ、レギュラーチューニングでやや低音が聴こえにくいところを除けば、トリッキーな音もありませんので、コピー自体はそんなに難しくはないかもしれません。

難しいところ

@アール・クルーはガットギターを使っていますが、鉄弦で弾く場合はフレット幅が短いので、指が他の弦に触れやすくなっているので、いわゆるビビリ音が出やすい。かなりフレットに垂直に近い感じで押弦しないといけないのだが、指を垂直に弦を押えるということは、弦に触れる指の面積が狭くなるということでもあるので、熟練しないと、正確な押弦が今度は難しくなる。

A原曲はギター一本ではないので、ギター一本で弾いて感じを出す時は、かなり工夫が必要。
実際、ボイスレコーダーで自分の演奏を録音してみるともうこれが笑ってしまうくらいひどい(-。ー;)。右手の強弱がうまくコントロールできないと曲としてなりたたないタイプの曲です。

Bリズムキープが大変。どの曲でもそうなのですが、この曲は特にそう。気がつくととんでもなく走ってたり、逆にもたれてたりと、自分ではできているつもりでも、録音するとめちゃくちゃ。メトロノームを使うとか、録音するとかした方がいいでしょうね。

難しい曲でもそれなりに弾いているとだんだんまともになってくるものですが、この曲は練習してもうまく弾けません。プロの演奏家が生業としていくために、どれだけの長い時間、努力を積まれてきたか、改めて感心させられます。

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