NO 101 ジャンゴ・ライイハルト

CD THE BEST OF DJANGO REINHARDT
IMPRESSION ’10生まれの伝説のギタリスト。
’53に亡くなっており短い生涯ながら多くの作品と多大な影響を後世に残した。

作品を聴いていると信じがたいことだが、彼は事故により左手の指は二本しか使えなかった。
彼をリスペクトする人は今でも多いが、中にはあえて二本で弾いたりしている人もいるとか。結構速いフレーズもあったりするんだけど。

ちなみに彼の盟友のバイオリニストのステファン・グラッペリはわりと最近まで生きていてフランスでは日本でいうところの人間国宝のような感じだったらしい。

改めて聴いてみると録音状態が悪いというのもあるが我々日本人でもノスタルジーを感じる。もちろん映画やテレビのBGMで使われていて、知らぬ間に擦りこまれているのだろうが、何だろう、パリのモンマルトル辺りのカフェで例えば、ロートレックなんかがが少し酔っ払っている場面の傍らでジャンゴがギターを弾いているようなイメージが浮かんできたりする。
それにこのアコギっぽいギターの音も余計ノスタルジーを誘う。

作品の方は亡くなって半世紀以上も経つアーティストのものだから仕方ないことだがだいだいベスト盤みたいなものが多いので、一応上記にしてみた。

誰でも知っているような曲が多くて楽しいことこの上ない。
ギターが必ずしもメインというわけではないが、それでも存在感、力強さは素晴らしく、当たり前ながら、伝説のギタリストの作品は色褪せるところは少しもない。

コピー自体はそれほど難しくはなさそうなので(四本の指を駆使すればだ)、是非挑戦してもらいたい。聴いているだけでも楽しいけど、自分で弾けば更に楽しさの増すタイプの音楽でもあると思う。
(11.10.15)

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