NO14 打田 十紀夫 「THE ENTERTAINER」


映画「スティング」にも使われたスコットジョプリンの名曲。打田十紀夫著の「ラグタイムギター」からの選曲。

クラッシックラグをギターでというのはちょっと無理があるんじゃないかと思っていたし、付属の模範演奏のCDを聴くだけでこの曲は難しそうだったが、好きな曲だったので、よく知っている二楽節までを弾いてみようと、ちょっと背伸びしてチャレンジしてみました。

実際練習を始めてみると、想像以上に難しくて、びっくりしました。二楽節に入る頃は驚きを通り越して怒りを覚えたものです。

特に左手の動きは全編と押して激しくて、押え方も一筋縄ではいきません。

右手も親指でカウンターポイントを弾いたりと、ベースラインもこの曲がよく聴こえるためのポイントになるのでおろそかにはできません。親指のリズムは一定でも速いテンポの中で正確にリズムを刻んでいくのは意外に難しいものです。

かなりテンポを落として、目をつぶっても指が勝手に動くくらいにならなるまで練習しないと、テンポを上げたときに曲にならないと思います。
私はいつも少し弾けるようになるとスピードを早めにしてしまう悪い癖があるので、どんな曲でもなかなかうまく弾けるまでにはなりません。ギターの練習より辛抱強さを身につけたほうが上達が早くなるのかもしれません。

とにかくこの曲は練習しても弾けるような気がまったくしませんでしたが、左手に関しては、押え方が不可能に近いようなものでない限り時間と共にある程度は弾けるようになるものです。
右手の動きが難しいもは、練習が面白くなかったりで、なかなか弾けるようにはなりませんが、左手の動きに関してはなんとかなるものです。

かくいう私も練習のかいあって、調子がいい時は自分でもびっくりするほどすんなり弾けたりする時があります。ただ、リピートしてるうちにだんだん息切れして、最後にはボロボロになってしまいますが。
まあ、左手の忙しい曲はついていこうと頑張るので練習も結構楽しいので、今の自分にはかなりの難曲ですが、いい練習にはなっていると思います。(05.09.21)

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