NO7 ピーター・フィンガー
お勧めCD | Between the line |
IMPRESSION | ギターがうまいなあと思うとき、それは例えば、ミスタッチが非常に少なかったり、表現が豊かであったりといろいろあるだろうが、私の場合、もう早弾きができる人を見ればもう無条件でうまいなあと思ってしまう。 この人はまさに早弾きのスペシャリスト。とにかく凄いの一言。こういうのを名は体を現すって言うんだろうか^^;)。 ステージを見たことがないので断言はできないのだが、CD聴いてる限り、弦と擦れるような金属音が聞こえるから多分、指にフィンガーピックをはめて弾いてるのだろう。フラットピックを使ってもなかなか弾けるもんじゃないのにねぇ。鉄弦でこれだけ弾ける人あまり聞いたことないなぁ。 圧倒的な音圧は荒々しさの一歩手前で留まっている感があり、力強さと精密ささを併せ持つ。基本テクニックがしっかりしてるからこそだろう。 お勧めするCDの中では一曲目の「Getaway」がいい。6分半に及ぶ長い曲の全編を通して早弾きが展開されるが、彼の激しいピッキングと印象的なテーマがずっと耳に残ってしまう。 音楽的には彼の曲はインプロヴァイズパートが長くて全体を通して聴いた時、やや統一感を欠いているように感じる人もいるんじゃないかと思うので、評価は分かれかもしれない。コンポーザーとしての能力も確かなのだけど。 好き嫌いはあれ、彼ほどのテクニシャンをアコギファンとしては押えないわけにはいかない。 |
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