NO6 岸部 眞明   「Growing Up」


ギターを始めた頃、日本人のアコギストたちを手当たり次第聴いていた時期がありました。その時に私の中で一番ヒットしたのがこの曲でした。
ギターの弦を軽く叩いてリズムを出していく感じが、とても心地よく聴こえたのです。

早速楽譜を入手して練習開始。(岸部さん本人より郵送いただきましたが、楽譜にはサインまで入れてくれてました。こういうのは嬉しいですね^^)。
私にとって初めてのオープンチューニングを使った曲でもありました。

この曲で難しかったのは、
@指をかなりストレッチしなければならない。
A小指を使ってプリングオフ&ハンマリングをしなければならない箇所があり、小指の力がないときれいにP&Hができない。
B例えば1、3、5弦のように、離れた弦を同時に鳴らす時、他の弦に触れてしまい、雑音が出てしまう。

この曲はかなり練習はしているつもりですが、指を伸ばすところはスムーズにできるようになってきましたが、小指を使ってH&Pする箇所は私にとっては一番の難関です。
離れた弦を同時に鳴らすところは私がとても苦手なところです。左指を弦にできるだけ垂直に押弦し、左指が他の弦に触れないようにすることと、右手は弦を上にひっぱらないようにすることに気をつけています。

また、フィンガリングの合間に、弦を軽く叩いてパーカッシブな音を出すところは、慣れるまでは結構苦労しました。弦を叩いたあとのフィンガリングとリズムがばらばらになってしまうのです。
とにかく慣れるまでは辛抱強く遅いスピードで、リズムを感じながら練習しることが大切です。(足でリズムをとったりするのもいいかもしれません)

この曲はギターを始めて比較的早い時期に練習し始めましたが、弾くことが気持ちよくて飽きがきません。今でも時々この曲を練習していますが、上の@〜Bが克服できないでいます。多分このあたりはギターを弾く者は誰でも通る道だと思いますが、一定時間の練習量をこなさない限り、クリアできないと思います。

曲自体は短いし、暗譜にもあまり時間はかかりませんでしたが、通して弾いてみるとなかなかの難曲です。
この曲を練習している頃からギターを弾くことがより楽しくなってきたことは確かです。

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