NO33 岸部 眞明 「Hajimari」


岸部眞明のライブを見て触発され、練習してみることに。私が見た彼のライブでは曲名通りオープニングの曲として演奏されていました。
曲名もさながら、スローテンポの曲なのでライブの最初の指ならしとしても最適といえるかもしれません。

静かなリフからサビにかけて徐々に盛り上がっていく感じが印象に残る曲です。
チューニングはDADGADなのですが、スチール弦ギターの特徴とオープンチューニングのメリットがよく生かされている曲でもあります。
開放弦が効果的に使われていて、サウンドはもちろんのこと演奏性の面でもスチールギターの可能性を高めていると思います。

クラシックギターなんかだと、テンションが低いためメロディーはアポヤンドで、開放弦もできるだけ使わないのでしょうが、スチール弦の場合は、開放弦と押弦時の音色の差がガットギターほどないため、またアルアレイでもきちんとコントロールすれば音が荒れないためこういったことが可能になっています。

パート毎に見た場合、特に難しいところはありませんが、フルコーラスをインテンポで弾くと5分以上かかってしまうので、弾ききるためにはかなりの集中力も必要となります。

中級者以上の方ならこの曲くらいは初見で弾けてしまうんでしょうし、初心者でも練習を積めば誰でもある程度は弾けるようになると思います。

ただこのような曲をいつでもノーミスあるいはそれに近い状態で弾ききることができるならかなり手錬のプレイヤーだと思います。
私のような下手なプレイヤーはさほど難しい曲でなくとも、たいてい常に致命的なミスタッチをしてしまったりリズムが揺れたりするもので、上手く弾けたと思った時でも、客観的に聴いてみると上手には聴こえないのだろうなと思いますし、それができるかどうかが中上級者とそうでない者との差だと思っています。
そういう意味も含め難易度は高目のCとしました。

あと技術的には2コーラス目に2箇所フェイクをいれるところがありますが、1箇所目はかなり難しいです。
実際どうやって弾かれているのか分かりませんが、速いフレーズは弾けるようになるまで地道に練習していくしかなさそうです。

時間をかけてひたすら練習するのも一つですが、キャリアを積んで腕が上がれば自然に上手く弾けるようになるというタイプの曲でもあると思います。
私もいつかさりげなくノーミスで弾けるようになるといいのですが・・・。

戻る











SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送