NO18 カーキ・キング

お勧めCD LEGS TO MAKE US LONGER
IMPRESSION 女性のギタリストというのは極端に少ないと思うが、その数少ない一人。
しかも若いとあっては惹きつけられずにはいられないが^^)、プレストン・リードから直接師事したというだけあって、そのテクニックはハンパじゃない。

映像を見ると、かなり右手は爪を長く伸ばしており、あれでよく正確なタッピングができるものだと感心してしまうが、なんらのハンデにもなっていないようだ。

冒頭のCDだが、04年の秋に突如店頭にずらりと並べられてあって驚かされた。この手の音楽は大きいショップでも店の隅のヒーリングミュージックのコーナーなどにほんの少しだけ置いてあったりと、探すのに一苦労というのが常だが、アコギ不毛の地、福岡での扱いはなぜだかアイドル歌手並であった。(一部ショップでの話だけど)

肝心の中身だが、これには結構はまった。
これぞ叩き系といわんばかりに激しく叩く「Magazine」、「Neanderthal」ではフィンガーピッキングの技術も高いことを証明している。物憂げなボーカルをフィーチャーした曲もあったりして、バリエーションも豊富で曲のタイトルにリンクさせたアートワークも含めエンターテイメント性も高い。

いわゆる叩き系もそれなりの量を聴いてきたかなと思っていても、それぞれに個性があって、独自のワザを持ってたりするので食傷しない。

ギターという制約の多い楽器を、様々な奏法を駆使することにより、より自由に演奏、作曲ができる上、派手で見栄えがし、いろんな音を一本のギターで表現できたりというギターの長所を最大限に生かしているこのような奏法を改めて見直しているところである。

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