NO45 打田 十紀夫編曲 「Maple Leaf Rag」


打田十紀夫さんの「ラグタイム・ギター」という教則本から選曲です。
以前同じ教則本で「The Entertainer」をチャレンジしたことがありますが、あまりの難曲ぶりに、第2楽節までで断念してしまうという苦い思い出があるのですが、凝りもせずラグタイムの中でも最も有名な曲のひとつでもあるこの曲にチャレンジしてみました。

ピアノの曲をギターに置き換えてのアレンジですから多少の無理が出てしまうのもやむ得ないかもしれませんが、エンターテイナーに比べるとギターへのアレンジは相性がいい曲かなかなと思っていたのですが、これがどうして、難しいのなんのって。
最初から最後まで息を抜く箇所がほとんどなく、右手も左手も満遍なく難しいです。

多くのアーティストによるアレンジがありますが、例えば浜田隆史やスティーブ・キングのアレンジなら上級者でなければコピーは不可能といっていいほどですが、打田さんのアレンジでは、時間をかけて練習すれば何とかなると思います。。

この曲を弾くためには当たり前ですが、とにかく辛抱強く集中して練習するということに尽きると思います。
それと、弾いているうちにリズムが走ってしまいがちになるので、メトロノームなどを使った方がいいかなと思います。ちょっとゆっくり目のくらいじゃないとなかなか指がついていきません。

アレンジでは2カポになっていますが、カッタウェーでないと高フレットでの左手が難しくなるし、といってカポなしだと弦高がある程度低く設定していないと苦しいと思います。
左指は弦に垂直に押さえるようにすることもこの曲を弾きこなすには大事になってきます。分かっていてもなかなかできないんですが。

それとある程度弾けるようになっても、ちょっと練習しないとすぐに弾けなくなってしまうタイプの曲でもありますので、ものになるまでとにかく時間がかかる曲だと思います。
このレベルになると私にはとても弾きこなすのは無理ですが、ラグタイム弾いてるという充実感はあります。
ラグタイムといったらという曲で、リズムにも乗り易い曲でもありますので、私でも弾けないなりに楽しんでいます。
(10.10.23)

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