NO9 城 直樹
お勧めCD | Perfect World |
IMPRESSION | 福岡を拠点として活躍する、フィンガースタイルギタリスト。 マイケルヘッジスをリスペクトする彼の奏法はまさに、ヘッジス奏法のオンパレードだ。小さい頃和太鼓を習っていたというだけあって、その叩きっぷりが目を引くが、彼がそれだけでないことはファーストアルバムを聞けば一目瞭然。 私はCD屋で帯の「全編ギター一本によるオーバーダビングなし」というキャッチフレーズに引かれ、予備知識なしにCDを購入したのだがこれがなかなかいい。紙ジャケでライブ映像にインディーズでは珍しいライナーノーツ&曲目解説も充実していて、さらにタブ譜までついてくるというサービスぶり^^)。 肝心な中身だが、これが20代前半の若者が作った一枚目のアルバムとはにわかに信じがたいような秀作である。 「Groove Master」はその名の通り、グルーブ感たっぷりで、ギターも弦もこれでもかというくらい小気味よく叩きまくっている。叩くだけでも大変そうだ。 私が一番好きな「Matador」はタブ譜もついているの特殊奏法の嵐のような曲。タブ譜見てるだけだとと意外にも簡単そうなんだなこれが^^;)。 これらと対照的に静かでシンプルなアルペジオを中心に構成される「深海」「ゆかた」「放課後の芝生の上で」など、どの曲をとっても秀逸。何度聴いても飽きがこない。 激しさと繊細さを同居させたようなアルバムだが、私はあえて深読みせず、純粋に彼の音楽に浸りたい。 |
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