NO72 ペッピーノ・ダゴスティーノ Peppino D’Agostino
CD | Close to the Heart |
IMPRESSION | イタリア生まれで、アメリカでメジャーレーベルでも作品をリリースしているらしい。いわゆる正統派のニューエイジ系のギタリストである。 例によって詳細はよく分からないのだが、こういった一般にはよく知られていないアーティストでもYOUTUBEなんかで動画が見れたりするから嬉しい限りだと、改めて思ったりしている。 さて、動画で見た彼はスタンディングで演奏するのだが、かなり高い位置にギターを構えており、プレイアビリティの観点からは合理的なのだろうが、見た目にはいかがなものだろうか・・・。アコギもスタンディングならもう少し下のほうに構えた方がかっこいいと思うのだが。 それはさておき、演奏の方はさすがにうまいし、曲も単にキャッチー耳障りがよいといったありがちなものに収まっておらず、随所に工夫が凝らされていて、繰り返し聴いても飽きないような凝りに凝ったアレンジが秀逸。 上記の作品でも彼のコンポーザー、アレンジャーとしての才能を十分堪能できる。無伴奏ソロからアンサンブルものまでピックを使ったようなものまであって(サムピックかも)楽しいことこの上ない。 美しいメロディーがハーモニックスやベースラインや打音などに工夫がなされているため私のようにやや斜に構えて聴いている者でも納得させられてしまう作りのよさがある。メロディーにコードワークとベースを追加するだけでないアレンジは複雑かつダイナミックである。 ちなみにこの作品で使われているギターはテイラー812CとマーティンD−18。曲も演奏も非の付け所がないが、これらのギターの音は個人的には好みの音というわけではないが、何だか生音感があってそれもまた好印象である。 (08.02.23) |
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