NO13 中川 イサト   「蘭」

暗譜とチューニングが苦手なのでレギュラーチューニングで短いという理由で選曲。同じ曲をしっかり弾けるようになるまで練習する方が上達が早いような気がするのですが、どうしても飽きてしまうのでこういった安易な理由で選曲することが多いのです。譜面なしである程度弾ける曲がないと、練習が楽しめないような気がするのです。

さて、この曲はメロディーも覚えやすくて、確かに暗譜にはそんなに時間はかかりませんでした。もちろん、暗譜が早くできたからといって、すぐに弾きこなせるというわけではありません。やはり難しい箇所が何箇所かあります。本来2カポですが、私は指を鍛える意味で、あえてノーカポで弾いていますので特に
@小指で二本の弦を同時に押弦しなければいけない。
Aハイポジションでの左手の押弦はミスタッチしやすい などが難所になります。

これらはカポをつけることで弦高が低くなるので私でもある程度クリアできます。楽器屋さんで弦高が低いギターで試奏した際にこの曲を弾いてみたのですが、最初から弦高が低ければ、ノーカポでも問題ないと思いました。

そして、この曲も中川イサトらしい、開放弦をうまく使って、ローポジションからハイポジションまで使うよく考えられたアレンジになっています。「OPUS 1320」同様、楽器屋さんで試奏の際にはプレイアビリティが計れて便利な曲だと思います。

最初に聴いた時は特に印象に残っていなかった曲ですが、この曲もウォーミングアップ代わりに、練習の際はほぼ毎回弾く大好きな曲になってしまいました。不思議に飽きがこず、弾くたびにいい曲だと思えます。私にとっては聴くより弾く曲だったようです。
聴いて、いいなと思った曲でも弾いてみるとどうもピンと来ないという曲がある一方(ブルースなんかがそんな感じです)、聴いていて印象に残ってなくても弾いてみるとよく思えるようになる曲がありますね。(もっとも、聴いていいと思わなければ弾こうと思うことはまれですが^^;)

難易度は決して高くないので、初心者でもある程度は弾けます。楽譜がなくてもトリッキーな箇所はないので、コピーもしやすいと思います(聴いた音と譜面とがイメージが違ってたりするとコピーにも暗譜にも時間がかかってしまいますよね。やはりブルースなんかが特に当てはまります。)アレンジの勉強にもなりそうですから、万人に弾いてみることをお勧めできます。かくゆう私は毎日のように練習していますが、最後まできっちり弾けたためしがありません(-。ー;)。

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