NO26 デビッド・クォーリー 「サンタ・クルーズ」


デビッド・クォーリーというギタリストあまり日本では有名ではないと思いますが、ウインダムヒルの創生期から同レーベルで活躍しており、グラミー賞も獲得したこともある知る人ぞ知るというギタリストです。かくいう私もアコーステッィクギターマガジンのVOL9のインタビューと同誌の付属のCDに録音した音源しか情報は持っていません。

この「サンタ・クルーズ」という曲は同誌の付属CDの音源を聴いてとても気に入って、今回チャレンジしてみました。
原曲はガットギターで演奏されており、ベース音がとても印象的で、軽快でグルービーなナンバーです。

しかし、この曲はかなり難易度が高めで、弾きこなすには相当な熟練を必要としそうです。
何が難しいかって、とにかく左手のストレッチがきつい!左手はちょっとありえないようなフォームで、小指の外側で弦を押さえるような形になるので、正確な押弦がとても難しく、練習を積んである程度押さえられるようになっても、繰り返しが多いので、繰り返す毎に確実性が下がってしまいます。
たいていの場合、ガットの曲をスチール弦で弾く場合はちょっと難易度が上がってしまうと思うのですが、この曲は、ガットの場合、小指をストレッチした状態で高音弦を押さえると滑り易いので、スチール弦の方が簡単かもしれません。

上達のためには、何度も同じ曲を繰り返すのが効果的だと思っていますが、かなりストレッチしてしかも小指の外側で押さえたり、スライドさせたりするため、指が痛くなって、繰り返して弾くことすら困難というのも上達を阻んでいます。

まあそんなことで全然弾けませんが、この曲を練習してると指は強くなるし、指もストレッチできるようになると思いますので、きっと他の曲を弾く時に役に立つこともあるんじゃないかと思って慰めています。

6弦をDにするドロップDチューニングなのですが、ギターショップなんかで、ギターを試奏の際、さりげなく6弦をDに変えて弾いたりするとかっこいいのでしょうが、残念ながら、最も人前で弾きたくない曲の一つになってしまいました。

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