NO15 ポール・サイモン

お勧めCD Live From New York City 1967
IMPRESSION S&Gを始めて聴いたのは中学生の頃。丁度その頃再結成があって、ニューヨークのセントラルパークでたくさんの人を集め、話題になっていた。
当時、私も「グレイテストヒット」なんかのスコア(定価800円だって!)を買って、スカボローフェアなどの変則アルペジオを練習した記憶がある。

ただ、私がS&Gを聴いていたのは「グレイテストヒット」くらいで、彼らがソロになってからの方をよく聴いていた。
アーティーはその美しい声を活かした作品で、ポールはワールドミュージックやミュージカル音楽だったりだが、いつも私の傍らには彼らの音楽があった。

時を経て、「ANJI」を偶然聴いたことにより、私は再びギターを始めることになったのだが、改めて聴いてみるとポールはギターうまい。ミスタッチが少なく、リズムも正確。弾き語りの理想がここにある。

そんなポールのテクニックが一番よく分かるのが、推薦するライブアルバム。1967年に行われたものだが、ジャケットを見るとステージの前後を聴衆が挟むように座っており、そこに二人だけで歌っている。お互いの息遣いまで聴こえてきそうなほど近い(実際ライブ中ポールは「うるさい!」なんて聴衆に向かって言っちゃってたりする^^;)。

楽器はもちろんポールのギターだけだ。ギターの音はきらびやかなものではないが、実にギターらしい、暖かい木の音がする。マーチンD−18なのかな?

まあ、ギターの音やテクニックを楽しむというものではないと思うが、そんなものも含めて、時代の空気まで感じることのできる、私にとって墓場まで持っていきたいアルバムの一つ^^)。

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