NO31 南澤 大介編曲  「スペイン」


誰でも聴いたことのあるジャズの名曲。テレビでチック・コリアの演奏を見て、ギターでも弾いてみたいと思い、チャレンジしてみることに。
多くのミュージシャンがカバーしているが、たいていインプロヴァイズパートが多く、私のような初心者に毛が生えたようなものにできるのかという話もありますが、丁度南澤大介さんの「ソロギターのしらべ」ジャズアレンジ篇に同曲が入っていたので、その楽譜で練習開始してみました。

改めて聴いてみると、なるほど、フィンガースタイルで演奏するとなると、こういうアレンジになるだろうなという実に理にかなったようなアレンジです。南澤さんのアレンジは自作曲、アレンジものともに音数が少なめになっていて、工夫は凝らされていても決して無理のないものになっています。

さて、難易度の方ですが、付属のCDで模範演奏を聞く限り、かなり難しそうに感じますが、弾いてみるとまだ練習を開始して間もないのですが、意外にそれほど難しくはないという印象です。
もっとも、曲のイントロ部分にはかの、アランンフェス協奏曲の一番有名なフレーズからスタートするのですが、この箇所は私自身ちょっと聴き飽きた感があって、省略させてもらっていますが。

この曲のテーマになっているいわゆるサビの部分は、スピードが速く一見難しそうですが、ちょっと練習すれば、結構すぐ弾けるようになります。ただ、リズムが複雑なので、譜面が読めない私にとってはこのような曲はちょっと辛いところですが、その分、何度も模範演奏を聴き込むことでカバーしています。

シングルノートの箇所はスピードが速い上に音を短く切らなければならないので、超難関というわけではありませんがそれなりに何度も繰り返して練習が必要になります。それ以外は特に難しい箇所はありません。ただ、私が練習していない、イントロのアランフェスのパートは小指を上手く使って弾かなければならないので、むしろこっちの方が難しく感じられる方もいるかもしれません。

イントロを省いてしまうと、ちょっと薄っぺらい曲になってしまうのですが、シングルノートの箇所はギターを持ったときに手癖のようになってしまいそうで、私にとってはとてもいい練習曲のような感じになりました。
(06.12.17)

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