NO37 谷本 光

お勧めCD Thanks to Music!!
IMPRESSION ’84年生まれ。14歳でエレキギターを始め、その後ロックバンドでエレキベースを担当し、アコギでインストを始めたのは16歳の時。その後の2年間で数々のギターコンテストに入賞し、インディーズながらフルアルバムまで制作している。モリダイラ楽器主催のギターコンテストにもこの頃に出場している。

それにしてもエレキベースを弾いていたとはいえ、この上達振りはにわかに信じがたい。相当な努力はしたのであろうが、その才能にただただ驚くばかり。

演奏スタイルはスタンディングで特殊奏法を駆使したいわゆるマイケル・ヘッジス直系。
彼のHPには自身の写真入りで自身の奏法について詳細に解説したページがあったが今は閉鎖されていて残念である。
活動もあまり聴こえてこないので、心配していたらどうやら地元、北海道で活動しているらしいという噂を耳にし一安心である。海外への留学の予定もあるとか。

現在彼が発表している作品は表題作のみ。
確かに短期間で習得したその演奏能力もさることながら、それ以上に驚かされるのは作曲のセンス。
特殊奏法のオンパレードであるが、必然性があり、聴き応え十分。
キャッチーな曲作りはスタイルは違えど押尾コータロー以来、いや、それを凌ぐのではとすら思わせる。
とにかくこのキャリアにしては凄すぎ。(どんなキャリアを持っていたとしても凄いんだけど)

ロックをルーツとしているだけあって、ディストーションを効かせたエレキギターをフィーチャーした曲もあったりするが、できればエレキギターのアルペジオはミュートして欲しかった。

近年伍々慧やDEPAPEPEなどの若手ギタリストたちの台頭は目を見張るものがあるが、谷本光もまた間違いなく豊かな才能を持ったギタリストの一人。
個人的には最も期待しているギタリストだが、ギタリストとしてだけでなく、是非、作曲家やプロデューサーとしても活躍して欲しい。
(06.01.18)

(追記)
彼のHPが更新されていました。今のところ彼のライブ映像も配信されているので、必見。本当に凄い!東の谷本光と西の城直樹この二人の名前は忘れてはいけない。
(06.03.10)

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