NO5 山下 和仁

お勧めCD 展覧会の絵&火の鳥
IMPRESSION 私はクラシックギターが大好きというわけでも、テクニック至上主義でもないが、この人だけは別次元。ギター一本でどんなこともできてしまいそうだ。
自らクラッシックのオーケストラの曲を編曲し、全編ギター一本で演奏したかと思えば、ジャズギターの名手ラリーコリエルなどと競演したりと、クラシックギターの枠を超えた活躍をしてきた。

さて、冒頭の「展覧会の絵&火の鳥」だが、彼自身の編曲で、初演はなんと彼が二十歳前の時。オーケストラ曲を一部だけでなく全てをギターで編曲、演奏することも驚くべきことであったが、テクニックがとにかく凄まじい。

小指を使ったトレモロや信じがたい早弾きなど超ハイテクがちりばめられていて、何度聴いてもその驚きは変わりない。今では早弾きを得意とするギタリストも多いようだが、誰も25年前の彼に追いついてはいない。

編曲も素晴らしいが、まずは指弾きギターのテクニックの頂点を聴いてもらいたい。彼のキャリアの初期の作品を推薦する理由が分かってもらえると思う。

クラッシックのCDの解説・ライナーノーツは意外に素人にも分かりやすく書かれているものが多いような気がするが、この「展覧会の絵&火の鳥」の解説も非常に簡潔で分かりやすく書かれている。(なぜか洋楽のロックなどの解説はとても難解なものが多い。)
クラッシックが苦手な方でもこの解説を読みながら聴けばイメージが沸いて、入り込めるのではないかと思っている。

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