練習時間

ギターがうまくなるためにはどれだけ練習すればいいんでしょうか。
ギターがうまい人はかなりの時間練習を積んできたはずです。

前にテレビで、クラッシックギタリストの村治奏一(佳織の弟)が、理想の練習時間は一日3〜6時間くらいというようなことを言ってたのを聞きました。6時間以上だと腱鞘炎になったりするそうです。

住出勝則さんはオーストラリア在住時、毎日10時間の練習を2年間続けたといいます。

パット・メセニーにいたってはバークレー音楽院在学時は一日12時間練習していたとか。

彼らに限らずプロのギタリストなどは多分例外なく長時間の練習量をこなしてきたことでしょう。私などは一日3時間弾いただけで翌日は指が痛くて使い物にならなくなってしまうというのに。

毎日コツコツと練習することもは大事ですが、ギターのうまい人は一定時期にまとまった時間練習している方も多いですね。これは試験前の一夜漬けにたとえられるかもしれませんが、短期間で、上達を確認でき、それが、モチベーションをさらに高めるといったプラスの連鎖を呼ぶ効果があるのかもしれません。

よくどういう練習をすればいいのかとか悩むこともありますが、どんな方法であれ、練習時間さえ多ければギターは必ず上達すると思います。もっといえば、練習時間に勝るものは何もないとすら私は思っています。
指使いがどうだとか、フォームがどうのとかということは練習時間が多ければたいていクリアできるものです。プロのギタリストだって、クラッシックギタリストから見れば眉をひそめてしまう弾きかたをしているケースがほとんどでしょうが、しかしそれでも彼らは桁外れにうまいというのは、彼らの練習量も桁外れだからだと思っています。
もっとも、一般社会人で毎日長時間の練習時間を確保できる人はそんなに多くないと思いますし、家族持ちの方はなおさらでしょう。それでもしっかり練習しているという人は、環境もさることながら、意志が強いですよね。感服します。

一日6時間2年間練習すれば、多分自分の周りで一番自分がうまいギタリストになっている可能性が高いと思われます。1日3時間でも相当なものです。しかし、1時間を切るようだと何年たってもそんなに上達はしないんじゃないかと・・・・。
もちろん開始年齢、センス、ジャンルなど個人差はあるのでしょうが、練習量と技術はだいたい比例していると思います。
とすれば私なんかはこのままではいつまで経ってもうまくならない・・・。しかし、ギターは私の趣味、生活の一部に過ぎないわけですからプロのようにうまくならなくてもしかたないのです。趣味というのはプロのようなテクニックを身につけることより生涯楽しみながら続けるということの方が大事なのですから。

私が学生時代バンドでエレキギターを弾いていた時のことを思い出すと、エレキの場合はみんなと合わせるというプレッシャーがあるので嫌でも練習するし、バンドでの練習は結構楽しいものでした。それになぜだかエレキギターの場合は実は練習自体もアコギより楽しかったりします。アコギの伴奏は私には正直言ってかなり退屈に感じます。単純なストロークやアルペジオ、ワンパターンのスリーフィンガーさえできればたいていの曲が完結してしまうからでしょうか。だからでしょうか、少なくとも私の周辺にアコギがうまい人はいませんでした。

今は楽譜も容易に手に入り、インストなんかも一ジャンルとして確立されてきていますので、練習はしやすくなりました。独学でもなんとかなりますし、練習なんかも楽しくできます。趣味として続けられる環境がかなり整っています。
ただ、一方でうまくならないと楽しくならないというのもあると思います。うまくなるためには練習時間をという話になりますから、なかなか楽しく続けるということも難しいものです。私のような初心者であれば、一曲暗譜できたというだけでかなり幸せな気分になれますが、中級者以上の方だとなかなか上達が確認できないとか、モチベーションが保てないとかありそうです。
どんなことであれ長く続けるというのは難しいものですね。

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