理想の音

今年二台目のギターとしてラリビーを入手したばかりだというのに、私の今の練習時間から言って、3台もギターあっても十分弾いてあげられないにもかかわらず、ときどき楽器店に通っては次の一台を探していたりしています。

私としては次の一台こそ一生ものかつ最後のギターとして、音にこだわったギター探しをしたいと思っていたりするのです。
ただ、音にこだわるといっても、じゃあどんな音を探しているんだと問われると実は自分でも未だによく分かっていなかったりします。

思えば、自分がいい音と感じる音はたいてい、伴奏で使われている音であったり、BGMとして聴こえてきたりする音であったりすることが多いように思います。

イーグルスのホテルカリフォルニアのイントロのアコギやエアサプライのロストインラブのイントロ、PPMの伴奏のギターなど私が感動するギターの音をあげればキリがありませんが、じゃあそれを単体で、フィンガーピッキングで使うとどうかなという気がします。

インストでギターの音だけでいいと思う音というのは、例えば、中川イサトや小松原俊が使っている
アーヴィン・ソモジの音や岸部眞明が使っているサンタクルーズギターや、日本のルシーアーメイドであるウォーターロードというギターの音だったりするのですが、自分がずっと使いたい音かどうかというとちょっと音が太すぎて、疲れてしまうのではないかと思ったりします。疲れてみたいものですが。
もちろん弾いたことはありませんので、実際に使ってみないと分からないのですが、理想の音かと言われればちょっと違うなと・・・。

そもそもCDで聴かれる音はどんなに生音にこだわったとかいっても、音の調整は必ずされているので、実際に私が弾いてみれば同じギターを使っても違った印象を受けるのではないかと思います。

ということを前置きして言えば、インストの音で一番いいと思えるのは私の中では、マイケル・ヘッジスの1stアルバムで「Eleven Small Roaches」などで使われているKen DuBourgという恐らくアメリカのルシアーメイドギターの音かなと思いますが、まあ今まで市場に出回っているところを見たことがないので、実際に入手するのは経済的なこと以上に困難だと思われます。

それにルシアーメイドギターなどは地方に住んでいるとメンテナンス面などに不安がありますし、おいそれとは手を出せないなというのもあります。そもそもそんなギターを見る機会すらほとんどありませんから、まあ手を出しようもないのですが。

一般サラリーマンとしては、高額なギターを遠く離れたところに行って買い付けてくるというのは少々趣味の域を越えているような気もしますし、音も聴かずに通販やオークションを利用するというのはリスクが高すぎます。
自分だけのギターが欲しいからといって、出来てみないと分からない、オーダーメイドのようなものも同様ですね。

となるとあとは今住んでいる地域で普通に出ているギターと出会いがあるかどうかといったところでしょうか。
まあ、理想の音は明確でなくとも高音弦の7フレット以上のところでしっかりした音が出せるかどうか、Emをジャラーンと鳴らしたところで私でも分かる程度に鳴っていると感じられるかというのを基本に考えています。今私が使っているギターはその辺がどうも・・。

次のギターはなくて困るものではないので時間をかけてもかまわないとは思っていますが、いい出会いがあればすぐにでもと思もっています。危険な傾向かもしれません。
(07.10.14)
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